お知らせ | 2016/10/03
フォークリフトは公道を走るわけではありませんので、いわゆる車検は必要ありませんが、法律で年1回の「年次点検」(特定自主検査)を必ず行わなければなりません。
年次点検の内容
・圧縮圧力、弁すき間その他原動機の以上の有無
・ディファレンシャル、プロペラシャフトその他動力伝達装置の異常の有無
・タイヤ、ホイールベアリングその他走行装置の異常の有無
・かじ取り車輪の左右の回転角度、ナックル、ロッド、アームその他操縦装置の異常の有無
・制動能力、ブレーキ、ドラム、ブレーキシューその他制動装置の異常の有無
・フォーク、マスト、チェーン、チェーンホイールその他荷役装置の異常の有無
・油圧ポンプ、油圧モータ、シリンダ、安全弁その他油圧装置の異常の有無
・電圧、電流その他電気系統の異常の有無
・車体、ヘッドガード、バックレスト、警報装置、方向指示器、燈火装置および計器の異常の有無
※検査記録は3年間保存しなければなりません。
※特定自主検査を実施した年月日を明らかにする検査標章をフォークリフトに貼付しなければなりません。
※特定自主検査は有資格者、または検査業者に実施させなければなりません。
※労働安全衛生法の第45条に違反すると50万円以下の罰金に処せられます。
このような検査を行っていくわけですが、
この年次点検は誰でも行うことができるわけではなく、
登録検査業者(厚生労働大臣に登録した検査業者)が行う必要があります。
検査が完了した際にはこのようなステッカーを貼ることになります。
フォークリフトにも安心・安全を
フォークリフトで思わぬ事故になる前に、早めに点検することをおすすめしています。
当社はこの登録検査業者の登録をしております。
ご相談いただければ、疑問点は何でもご説明させていただきます。